midnight blue

映画と恋と

ニューヨーク旅行3日目

1日目はこちら。
matata-ki.hatenablog.com

2日目はこちら。
matata-ki.hatenablog.com

自由の女神を見に行く

 7時に起床、8時に出発。この日はクルーズで自由の女神を見てから、ブルックリンへ行く予定でした。まずホテルの向かいのスターバックスでコーヒーとマフィンを買い、食べながらクルーズの船着場を目指して30分ほど歩きます。参加したのはCircle Line Sightseeing Cruiseが運航するLiberty Cruise。ハドソン川を下り、マンハッタンの南にある自由の女神を通って戻ってくるクルーズです。他にも観光クルーズがいろいろあるみたい。このクルーズも観光パスが使えます。自由の女神を見る方法はいくつかあって、最もスタンダードなのは自由の女神があるエリス島に行くクルーズに参加すること。これだと女神を近くから見れたり、女神の台座や王冠に入ったりすることもできます。島には移民博物館もあります。ネックなのは時間がかかること。なんでもセキュリティチェックが長蛇の列なのだとか。今回は他に回りたいところがたくさんあったので、Liberty Cruiseで近くを通れば十分だろうとエリス島はパスしたのでした。
 前日にクルーズ出航時間を調べておき、30分前にチケット売り場に到着。窓口にはすでに列ができていました。観光パスを提示し、チケットに引き換えたところ…出航時間を勘違いしていたようで、まだ40分ほど待たなくてはいけないことに。仕方ないので、ハドソン川を散歩して時間を潰します。ハドソン川といえば、映画『ハドソン川の奇跡』の基になった航空機の着陸が有名ですよね。たしかに航空機が着陸できそうな広さ&長さの川だな ~と思いつつ、両脇にはもちろん建物があるので本当に危うい橋だったんだろうな。映画の劇中でサリーがランニングするシーンが何回かあったと思いますが、ハドソン川沿いもニューヨーカーがガンガン走っていました。ニューヨーカー、健康意識が高い。さて、散歩をしているうちに集合時間になったので船着場へ。

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思った以上に立派なフェリー
 係員にチケットを提示して、フェリーに乗り込みます。係員が日本語で「おはようございます」と声をかけてくれたので、元気に「おはようございます!」と返事をすると喜んでくれました。「(これは英語で)日本人がたくさん来る」と。連休だからね。たしかにクルーズ参加者にちらほら日本人が。船上のデッキ?に出ると、さささ寒い!まだ動いていないのに凍えそうな風です。あと、めっちゃ揺れます。やばい。定刻を少し過ぎた頃、フェリーが動き出しました。早い!寒い!揺れる!数枚写真を撮って船内に退避しました。船内は暖房が効いていて、揺れも控えめで快適です。フェリーは夏の乗り物のようです…。
窓越しにニュージャージーを眺めていると、自由の女神が近づいてきました!気合いを入れてデッキへ。風にめげつつ女神を見に行きます。写真や映像で数えきれないほど見ている女神像ですが、実物を遠目にでも目にすると感動しました。ニューヨーク!!!って感じです。女神像のあたりはゆっくり進んでくれるので、結構たっぷり写真が撮れます。満足したので再び船内へ。今度はマンハッタンを眺めながら船着場に戻ります。クルーズの所要時間はだいたい1時間ほどでした。
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出航待ち
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出航!
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エリス島はやっぱり混んでそう

ブルックリンへ

 船を降りて、近くの地下鉄へ。ブルックリンへ向かいます。ブルックリンブリッジの近くで降りて橋を歩いて渡るはずが…間違えて直にブルックリンハイツへ出てしまいました。とりあえず目的地のダンボへ向かって歩きます。有名な通りに出たところで、目に入ったピザ屋さんでお昼ごはん。マンハッタンより若干値段が安い感じがします。だからブルックリンは若者や移民に人気なのかな。

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写真撮影している人がたくさん
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ピザがでかい…
 周辺の雑貨屋さんを何軒か見たあと、次の目的地であるウィリアムズバーグに行こうと思ったのですが、なんと一旦マンハッタンに戻らないと地下鉄では行きづらいようで。バスやタクシーを使えばよかったのかもしれませんが、ブルックリンブリッジを渡りたかったのもあって一度マンハッタンに戻ることに。ブルックリンブリッジはマンハッタンとブルックリンを結んでいる鉄橋で、歩いて渡ることができます。所要時間は30分くらい。晴れていればもっと良い眺めだったんだろうなと思いつつ、写真を撮りながら渡ります。ブルックリン寄りの開けた景色が、マンハッタンに近づくにつれビル街になっていくのがよかったな。
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いざ渡ります
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マンハッタンの摩天楼
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あともう少し
 ブルックリン橋を降りたあと、地下鉄に乗ってウィリアムズバーグへ。ウィリアムズバーグはブルックリン人気の中心的なエリアのようで、右に左に食べ物屋さんや洋服・雑貨店が並んでいます。買い物はしなかったものの、歩いているだけでなんとなく楽しいところでした。ただ、マンハッタンに比べると格段に人通りが少なく、若干心許なかったです。ブルックリンは観光というより買い物目的に来れば楽しそう。とはいえチョコレートくらい買えばよかったな…。
 この日も歩き疲れ、地下鉄でホテルに戻って昼寝。いま思えばずっと時差ボケだったのかもしれません。夕食を食べに行く気力がなく、ホテルの前に出ていた屋台でチキンオーバーライスなるものを買うことに(ニューヨークのB級グルメらしい)。赤いお米の上に、ほぐした鶏肉とレタスが乗っていて、そこにソースをかけて食べます。安いのに量が多くて食べきれなかった…。ニューヨークはこういう屋台がめちゃくちゃ多くて、あちこちでいろいろなものを売っています。食事もだし、ドーナツやホットドッグといった軽食とコーヒーやジュースも売ってたり。ニューヨーカーはこういうところでちゃちゃっとごはん食べたりするのかな。ニューヨーカー、信号もあんまり見てないし生き急いでる感がありました。こういうところはちょっと東京っぽい。でも親切にいろいろ教えてくれたり、話しかけてくれる人も多かった気がします。こんな感じで3日目は終わり。
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ニューヨーク名物なのだとか