midnight blue

映画と恋と

ニューヨーク旅行2日目

1日目はこちら。
matata-ki.hatenablog.com

セントラルパークへ

 時差ボケなのかうまく眠れず、一時間おきに目を覚ましたりしつつ7時に起床。8時に出発。目指すはセントラルパークです。2日目の予定は、メトロポリタン美術館アメリカ自然史博物館へ行くこと。この2つの施設はセントラルパークの東西に向き合うように建っているようで、せっかくなのでセントラルパークを歩きつつ向かうことにしたのでした。
 ホテルからセントラルパークへは徒歩10分くらい。朝ごはんをまだ食べていないので、とりあえずセントラルパークの周りをぐるっと歩いてみます。地図的にはアッパーウエストになるのかな。ホテルがあるミッドタウンのオフィス街みたいだったけれど、こちらは閑静な住宅街という感じ。しばらく歩いてみて、目に入ったカフェ?ダイナー?で朝ごはんにすることに。ところで、ニューヨークの食事処ではお手拭きが出てこないので(頼むものなのかもしれない)、除菌シートを持参するといいと思います。食べ歩きでも使えるしね。

朝ごはんを食べ終えてから、いざセントラルパークへ。セントラルパーク、ニューヨーカーがめっちゃ走っています。とても綺麗な公園なので走っていて気分も良いだろうなあ。鳥がたくさんいて、リスもいました(大きかった!)。さて、まずはメトロポリタン美術館ですが思っていたよりも遠く、三十分ほど歩いてやっと到着。開館時間を少し過ぎたくらいでしたが、右に左に行列ができています。



メトロポリタン美術館

 メトロポリタン美術館といえば、美術館が多いニューヨークの中でもとくに有名な美術館です。毎年に5月に開催されるメットガラや、映画『オーシャンズ8』の舞台としてもお馴染みですね。一日では到底見切れない量のコレクションを誇ります。入場列に並び、いざ館内へ。観光パスで入場できるのかと思いきや、一度チケット売り場に並ぶ必要がありました。ちょっとめんどくさい。カウンターでチケットに引き換え、日本から来たことを伝えると日本語対応のオーディオガイドを貸してくれました。チケットは買った日から3日間有効のようです。3日間楽しめる規模なのか…!
 まず見たのが『PLAY IT LOUD』という企画展。これはロック史上有名な楽器を集めた展示で、洋楽に疎いわたしですら名前を知っているようなアーティストの使用楽器が飾られています。プリンス、ジミー・ペイジヴァン・ヘイレンビートルズボブ・ディランザ・フーカート・コバーンなどなど。最近の人だとレディ・ガガやセイント・ヴィンセントなんかもありました。展示されているアーティストの曲がBGMで流れ、見ている人たちはテンション高く言葉を交わしたりしていてなかなかご機嫌な空間でした。



 企画展を出てしばらくふらふらと館内を歩いたあと、目当てのヨーロッパ絵画へ。絵画は全然詳しくありませんが、印象派とくにルノワールがすきなので楽しみにしていたのです。圧倒されました。モネとドガも素敵だったなあ。




本当はゴッホフェルメールも見たかったのですが歩き疲れてしまい、ヨーロッパ絵画をしばらく見てメトロポリタン美術館はあとにしました。メトロポリタン美術館、広すぎる上にどこに何が展示されているのか、そもそもそこにはどうやって行くのか、というのがどうもわかりづらく、必要以上に歩かされる印象が(もちろん歩いているだけで楽しいのですが)。行き止まりがなく、部屋がどこまでも繋がっている感じもまるで迷路のようでした。休みつつもっといればよかったな…。アートファンの方はそれこそ一日費やすつもりで来るべき場所です。絵画だけでなく、彫刻、甲冑、楽器、家具まで何でもありました。

アメリカ自然史博物館

 メトロポリタン美術館を出て、再びセントラルパークへ。しばらく歩くとアメリカ自然史博物館に到着。こちらは映画『ナイトミュージアム』でお馴染みの博物館。メトロポリタン美術館と同じくチケット売り場に並び、観光パスで入場。鑑賞前にお昼ごはんを食べるべく、地下のフードコートへ。ビュッフェ形式で、食事をすきなだけお皿に盛り重量で会計するタイプでした。
食事後、地下のフロアから順に見ていきます。剥製や模型が山程飾られていて圧巻です。が、メトロポリタン美術館の疲れを引き摺ってしまい、いまいち楽しめず…。アメリカ自然史博物館も膨大な量の展示があるので、近いからといってメトロポリタン美術館と合わせて一日で見てしまうのはいま思うともったいなかったです。博物館の目玉である化石のフロアを見て退出。




地下鉄に乗る

 疲れ果てたので、ひとまず地下鉄でホテルへ戻ることに。ニューヨークに来てから初めての地下鉄です。ニューヨークでは(ロサンゼルスもだけれど)メトロカードというチャージ式のカードを使って地下鉄に乗ります。料金は一律2.75ドル。どこまでも乗っても、逆に一駅で降りても同じ値段です。ニューヨークは南北に長い地形なので地下鉄がわかりやすく、北に行きたければUptown行きに、南に行きたければDowntown行きに乗ります。ただ、路線ごとにアルファベットや数字で分けられているのですが、同じホームに違う路線が複数乗り入れていたりするのがちょっと難しかったり。一昔前は地下鉄は危険だったそうですが、今回はとくに怖い目にも合わずに済みました。
 さて、無事地下鉄でホテルに戻ると、そのまま昼寝をしてしまい。気づいたら夜になっていました。

レストランへ

 ロサンゼルスへ行ったとき、英語ができないばかりに食事を連日スーパーやファーストフードで済ませてしまったので、今回はレストランで食事をするのが一つの目標でした。昼寝をして体力を取り戻したことだし、今夜レストランへ行ってみることにしました。ホテルから少し歩いたところにイタリアンがあったので入ってみることに。結構賑わっていましたが、テーブルに案内してもらえました。メニューを眺め、内容がイメージできたグリーンサラダとボロネーゼを注文。チップ文化によるものだと思いますが、食事をしているとウェイターさんが「食事はどう?」と聞きに来ます。「GOOD!」と答えつつ、連れが注文したジントニックのアルコールが強い旨を片言で伝えてみると、トニックを足して飲みやすくしてきてくれました。優しい。チップを気持ち多めに払い、お店を出ました。レストランで食事をする、という目標を達成したところで2日目は終わりです。